《捨てることで健康になる/カイロプラクター北川直樹》

 私たちはつい健康のために何かを足すことにばかり目が行ってしまいがちですが、健康のために不健康な生活習慣を捨てることもまた大切なことです。この機会に体のことを見直してはいかがでしょうか。

何を捨てればいいのか?

 分かりやすいところはやはり食べ物でしょう、特に砂糖(糖質)、小麦、牛乳、そして悪い油です。その上で野菜、果物、魚、良い油など体に良いものを足すことで体は蘇ります。私たちの体は食べた物からできています。たんぱく質であればなんでも良い、油であればどれでも良いということにはなりません。
例えば、私たちの体の細胞には細胞膜という細胞の外壁を作る膜があり、これは主に脂質(油)からできています。そのため日頃の食生活で悪い油をたくさん摂取していると細胞膜はその悪い油によって構成され、良い油をたくさん摂取していると良い油から構成されることになります。細胞膜には流動性という性質があり、この流動性が高い方が神経細胞も含む細胞の機能が高くなります。そして脂質の分子構造の違いから悪い油では流動性は低下し、良い油では流動性が向上するため、悪い油を避けて良い油を摂る意識を持つことが大切になるわけです。
食べ物(化学的ストレス)以外にも精神ストレス(職場関係、交友関係、家族関係など)、構造的ストレス(姿勢、運動など)などについても今一度振り返り、これは自分の体に負担をかけているなと思うものをピックアップして、不健康な要素を捨てていけると良いでしょう。
完全に捨てるのが難しいものがあっても構いません。その場合はまず実現可能で継続可能な範囲で体へのストレスが今より低減するよう環境を工夫してみましょう。

対症療法に別れを告げて健康を迎え入れる

 体のケアについても見てみましょう。体は基本的に消耗品であり、人生を健康に生きるためには生まれてから死ぬまで体の状態をできるだけ良い状態、機能的な状態に保つことが必要となってきます。だとすると、自分の体をどのような方法でケアしていくかという選択はとても重要であるということに気づくと思います。
 世の中には様々な治療法がありますが、その多くが原因を取り除くのではなく症状を消すための対症療法です。今はそれで対処できるかもしれませんが、いずれ対処し切れなくなるときがやってきます。体を本当に健康的に、機能的に保つためには症状に対するアプローチではなく、症状との因果関係を突き詰めてその原因を探り当て、原因を取り除くことが必要不可欠です。
薬や手術を使わず手技によって症状の原因となるサブラクセーション(神経伝達を妨害している体の歪み)を取り除くことで体を機能的な状態に保ち、神経機能や自己治癒力を最大限に引き出すことで健康の維持増進ができるのがカイロプラクティック・ケアです。1年の節目にこれまでの対症療法に別れを告げ、カイロプラクティック・ケアで本物の健康を手に入れましょう。

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