食生活を見直すコツ/カイロプラクター北川直樹

《食生活を見直すコツ/カイロプラクター北川直樹》

食生活を見直すコツ

現代の食品の栄養価について

 健康のために栄養が大事なことは誰もが納得いくところでしょう。しかし残念ながら現代における農作物は度重なる品種改良、遺伝子組換、除草剤などにより、カロリーは同じでもビタミンやミネラルなどの栄養価は昔の1/2~1/7と随分低くなってしまっています。

 また加糖されている食品が多く出回り、一般的にこれらの食品は栄養価が高くありません。更にトランス脂肪という、自然界にはごく一部を除いて存在しない不自然な油が作られ大量に使われています。

 これらのことからも、やはり現代においては1人1人が食と健康に対する意識を持つ必要がありそうです。

食生活を見直すコツ

食の見直しで気をつけたいポイント

誰しも「ちょっと健康に気を遣って食生活を見直そうかな。」というときはあると思いますが、その時にぜひ意識していただきたいのが「足す」前に「引く」ことです。

 どういうことかと言うと、腸内環境が乱れているまま健康のために何かを取り入れても、実はあまり吸収されていないことがあるのです。食生活の乱れから腸内で炎症が起こると、腸内細胞同士の結合が弱くなり、その隙間から吸収した栄養素が漏れ出してしまいます。それは穴の空いたバケツに水を貯めようとしているようなものなのです。

 これでは折角身体に良い物を足しても勿体ないだけになってしまいます。今の食生活から身体に悪い物を完全にやめるとまではいかなくても、減らしてみることを意識してみましょう。

 また腸脳相関と言って腸内の状態と脳の状態はリンクしています。つまり腸内環境が悪化すると脳のパフォーマンスも低下するということです。特に「とにかくすぐ疲れる」「何もやる気がしない」「いつも身体が怠くて気力が湧かない」という方は要注意です。

 実際、何かを足さなくても引くことができれば身体はかなり変わることが多いのです。

 腸に炎症を起こす比較的有名な食べ物は小麦、牛乳、砂糖です。小麦に含まれるグルテンと牛乳に含まれるカゼインは消化が悪く、未消化の状態で腸に長く留まるため腸に炎症を起こします。砂糖は体内のたんぱく質と結合(糖化)して身体を老化させ、腸内に住むカビのエサにもなるため、マイコトキシン(カビ毒)によって腸に炎症を起こします。

 完全に排除するのは現実的ではありませんが、健康のためにはやはりバランス良く付き合うことだと思います。また、腸内環境を整えた上で身体に良いものを足すことでより健康になることでしょう。

 積極的に摂り入れたい栄養素はたんぱく質、ビタミン、ミネラル、そして良質の脂質です。その中でも特に日本人に不足しがちなビタミンB群、ビタミンD、葉酸、マグネシウム、亜鉛、αリノレン酸を意識されるのが良いでしょう。

食生活を見直すコツ

定期的に神経のメンテナンスを

カイロプラクティックでは、サブラクセーション(神経の働きを妨害する骨格の歪み)を取り除き、自然治癒力を引き出すことができます。そしてそのサブラクセーションを作り出す3つの要因があり、その1つとして化学的要因があります。化学物質とは薬剤や大気汚染、そして食べ物です。

ぜひ定期的なカイロプラクティック・ケアと一緒に、日頃からの食にも気をつけてみてください。相乗効果であなたをより健康に導いてくれることでしょう。

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