《どこが問題なの??ガンステッドカイロプラクティックにおける5つの基準とは/カイロプラクター大木信之》

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カイロプラクティックには様々なテクニックがありますが、問題を起こしている箇所を特定する為の方法もまた様々です。
今回はガンステッドテクニックで用いられる5つのクライテリア(基準)を紹介していきます。

《どこが問題なの??ガンステッドカイロプラクティックにおける5つの基準とは/カイロプラクター大木信之》

1.Insturumentation(インストゥルメンテーション)

5つの基準の1つ目のインストゥルメンテーションとはナーボスコープという機械を用いた体表温度の検出法になります。
ナーボスコープとは以前からサブラクセーションを検出するために用いられていたニューロカロメーターという器具をDr,ガンステッドが改良したものでガンステッドカイロプラクティックにはなくてはならない物になります。
脊柱を中心として背中の左右の体表温度を測定しますがその基本原理として背骨(脊椎)のある部位にサブラクセーション(問題箇所)が存在する場合神経が圧迫(干渉)を受けます。そうするとその神経周囲で炎症が起き組織の代謝状態に変化が生じその結果が左右の体表温度の差として現れます。

《どこが問題なの??ガンステッドカイロプラクティックにおける5つの基準とは/カイロプラクター大木信之》

2.静的触診 Static Palpation

2つ目の基準は静的触診です。
この場合の静的とは患者さんを動かさず静止したままで検査を行うという意味になります。
ガンステッドカイロプラクティックでは上半身裸か背中が開く専用のガウン(施術着)に着替えてもらい触診を行います。
これは衣服の上からでは正確な触診が困難になってしまうからです。まず脊柱の中心線に沿って、次に脊柱の左右の筋に沿って皮膚の微妙な変化や浮腫の有無をチェックしていきます。
これによって脊柱のどの部位で組織の炎症変化、代謝の変化が起こっているかを把握していくことによってサブラクセーション(問題箇所)をみつける為の手掛かりにしていきます。

3.動的触診 Motion Palpation

3つ目の動的触診では施術者が患者さんを動かしながら実際の骨の動きをチェックしていきます。背骨の突起を用いて動きに制限のある方向を探し出します。ただしこの動的触診のみでサブラクセーション(問題箇所)の方向を決定することはありません。必ずレントゲン写真の所見も併せて評価することが必須となります。

4.視診 Visualization

4つ目の視診は文字通り患者さんを施術者の目で見てそこから最大限の情報を得ていく事です。この視診というのは実際は患者さんが部屋に入ってきた時から始まっているといえます。歩き方や姿勢なども大切な指標になるのです。その後直接患者さんの背中を確認していきますが、具体的には皮膚の色・つやの変化や皮膚上の腫瘍(悪性黒色腫など)の有無、脊柱付近の筋肉の隆起などによる左右差、骨盤部や臀部の左右の差異などたくさんの情報を得ることが可能になります。

以上の4つのクライテリア(基準)を総合することによりサブラクセーション(問題箇所)の有無、そのレベルや歪みの方向などの基本的な情報と問診での患者さんの主訴などを総合的に判断します。

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5.レントゲン評価 X-ray

最後の5つ目のクライテリアはレントゲン画像の評価になります。 レントゲン評価では前述した4つの所見を確認することを主な目的としている為レントゲン所見のみを第一の情報として考えることはありません。
ガンステッドシステムにおいて特徴的なのが全脊椎像(フルスパイン)の画像を使用することです。それによって通常の部分像に比べて患者さんの全体像を捉えることが可能になります。
また日常私たちは重力を受けて生活しているので普段と同じ立位でレントゲンを撮影することによってより評価に役立てることが出来、加えて側面から脊椎のカーブの確認も行う事で構造的に負担のかかりやすい部分なども推測し患者さん自身と問題点を共有しやすくなります。
そして忘れてはならないのが椎間板です。
皆さんも一度は耳にしたことがあると思いますが背骨の間にありクッションのような役目をしています。ガンステッドカイロプラクティックにおいてはこの椎間板の状態がとても重要になってきます。
この椎間板からは現在の症状が急性か慢性なのか、どれくらいの期間放置されていた問題なのか、今後放置されるとどういった変化が起こって来ると考えられるかなど様々な事を推測することが出来ます。加えて椎間板の厚みの減少や変性などは長い年月をかけて徐々に進んでいくものなので長期的な視野でのケアの重要性を患者さん自身が理解し、納得しやすくもなります。
もちろんカイロプラクティックの施術を行う事が危険(禁忌)なケースを除外するためにもとても重要な基準になります。
以上5つのクライテリア(基準)を用いることでより科学的・客観的な観点から問題点を把握し、安全に施術を進めることが出来るのです。
皆さんも自分の現在の身体の内側をしっかり診てもらうことで、自分自身の身体の理解もより深まるのではないでしょうか。

《どこが問題なの??ガンステッドカイロプラクティックにおける5つの基準とは/カイロプラクター大木信之》

《名前》
大木信之 D.C.(おおきのぶゆき)

《出身校・専攻》
CCEA(大洋州カイロプラクティック教育審議会)国際認証校
東京カレッジ・オブ・カイロプラクティック(TCC)
(旧 豪州ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)日本校)(D.C.Program)卒

《学位・称号・資格》
Doctor of Chiropractic(D.C.)
ドクター・オブ・カイロプラクティック

《国際公認試験》
NBCE支援 IBCE協力 JCR主催 第十二回カイロプラクティック統一試験 SPEC臨床能力判定試験 合格(国際公認試験)

《所属団体》
世界保健機関(WHO)加盟
世界カイロプラクティック連合(WFC)日本代表団体
一般社団法人
日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員

《メッセージ》
初めまして、カイロプラクターの大木信之です。
カイロプラクティックの考えのベースにあるのは人それぞれが本来持っている治る力(自然治癒力)です。
人は得てして身体の様々な問題に対し外部からの解決方法にばかり頼りがちです。
しかし答えは自分自身の身体の内側にあるものなのです。
考え方が変わり生活も変わればまた身体も変わっていきます。
自分の身体を信頼する、そのきっかけにカイロプラクティックをお薦めします。

大木 信之

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